袴田巌さん無罪判決に関する言及。
袴田さんの冤罪事件については、社会科の
授業で学習し深く記憶に残り憤りを感じたので、覚えている。
証拠写真や、検察側の証言を基に袴田さんが犯人なのか否かについて
ない頭なりに考えたけれども
素人目から見ても無罪に違いないという結論に至った
それはもう冤罪事件として広く世の中に出回っていた時代のことであるから
そう考えるのもたやすかったかもしれないけれども
無罪にならないといけない事件だった。絶対に
袴田さんは人生を奪われた
損害賠償を請求するに値する
もちろん検察と国に、だ。
新犯人はほくそ笑んでいたろう
自分が捕まらないことに
もうとっくに死んでいるかもしれない
裁きを受けることもなく
袴田さんに首を垂れることもなく
奴の人生はどんなものだったろう
人を殺した手で仕事をし食事をして
普段通りの生活をして
犯人の検挙に繋がらないという事は
ご遺族も報われない
何より袴田さんはいつ死刑判決が下されるか
夜も眠れず
精神的に追い詰められ、障害を負うことになった
これは”冤罪事件”として、
そんな簡単な言葉一つで片づけられる事件でないと思っている
検挙されたら最後99・9%の確立で有罪になると聞く
ごくわずかの可能性のために
暗闇の中を蛍の光のみで歩いているような、
ずっと先の見えない心細さと恐怖を負わねばならなかったのだ
残りの0・05%をもぎ取るために。
ご本人と袴田さん一族は
一生に一度の人生を犯人と、国と検察に踏みにじられた
苦しく辛い人生を歩まねばならなかった
そんな憤りが、私の中ではずっと残っていて許せなかった。
なにか、袴田さんの無罪判決に有利になるように働きかけたわけでもない
一見物人が
そんなことを言う筋合いはないかもしれない
それでも
何十年たって、無罪判決を下されて
良かったとは
簡単には言えないけれど
それでもはやく
袴田さんが安心して眠れるような
生活を保障しなければならない
なぜ有罪になってしまったか
いい加減な検察側の立証は、
人一人の人生を奪う。