paingain’s blog

私の思考の記録

優秀な姉とは全く違う人生を。

姉は私と正反対の人間だ

全くもってそう思う

この年になって改めて

そう思う

姉は優秀だと思う

勉強ができる点

私が持ち合わせていない(かもしれない)理性的な考え方がとても

 

私とは全く異なる考えを持つ人で

幼少期や思春期は

苦手意識を少々持っていた

 

どこか適当でおおざっぱな私の性格を宥めるような

訝るような

今振り返ってみれば

私を心配してのことだったのかなとか

少しうるさく感じた小言も

もしかしたら私のためを思って言ってくれていたのかもしれないなと

 

思ってみたり。

 

 

尊敬する対象でありながらも

どこか全く違う考え方をする姉を少々苦手としていた

 

小さい頃は喧嘩もたくさんしていたから

一緒の部屋であるにもかかわらず

あまりにも喧嘩するからと

親に勉強机を離されていた

 

長女は長女なりの葛藤や重荷を感じていた部分があるのかもしれない

いやきっとあったのだろう

一家の長子として抱えるなにかが。

長女には長女の、次女には次女なりの悩みがある

 

長子で長女の友達が多い私は

彼女たちの話を聞いていると良くそのように感じるから

 

姉が進学した高校に進学し同じ部活に入部して初めて分かった

 

やはり

姉と私は全然似ていない

まったくの別物であるという事

改めて理解した

 

一種の嫉妬のようなものもあったのかな

 

姉ができるのなら私もできるに違いない

どこかそう息巻いて

真似をして

「超えて見せる」

姉をライバル視する私がいた

 

高校生の時までは。

 

今も姉が一つの指針になっていることに変わりはない

ただ、違っているのは

 

姉と私は全くの別ものであるという事を理解し

無理に背伸びしないこと

 

身の丈に合った私なりの人生を選択し

歩んできたつもりだ

そしてこれからもそうしていきたいと思っている

 

姉のように

世間から見ても優秀な人間にはなれないかもしれないけれど

 

私は私の道を自らの足でつくって歩んで

創り上げていくと決めたから。

 

歩む道は違っても

いつか絶対

誇れる妹になってみせよう

と思うよ。