paingain’s blog

私の思考の記録

夜道散歩、ノスタルジック。

後期の講義が終わった。

 

今期の単位を落としていなければ

大学生の講義も終わりを告げる

 

仲の良い女友達4人と居酒屋に行く算段をし

実行した。

 

3回生にもなると講義がほとんどかぶらず

1,2回生の時より顔を合わせる機会がはるかに少なくなっていた

 

久しぶりの飲み会で本当にたくさんの会話を交わした

日常生活のことから趣味の話、最近の学校での出来事や恋愛について

 

居酒屋って普段話さないようなことも話したくなるから

不思議だ

 

それが居酒屋の醍醐味であるのだろうけれど

 

夢のように楽しいひとときだった

 

帰り道、家の方向が同じ3人で夜道を歩いた

 

星空がとてもきれいだった

星空が綺麗な夜は少し泣きたくなる

 

こんなにきれいなんだから少しくらい泣いても誰も咎めないでしょ

そんな気持ちにさせられる

そして世界が大きいことを実感する

ココではないどこかで私と同じように誰かもまた日常を生きているのだなと思うと

この美しい世界に生まれてこれたことに感謝する気持ちが浮かびあがってくる

 

実家暮らしのため講義終わりは直帰している私にとって

大学周辺を夜に散歩することはとても新鮮で。

 

「もう3年たったかあ。はやかったね」

という発言を起点に

この3年間を思い出す。

 

学生生活。

ずっと一生懸命に目の前のことをこなしてきたけれど

いざ立ち止まって少し振り返ってみれば

すごく濃くて楽しい実りある学生生活だったし

もうすこしチャレンジしてみても良かったかな

とも思ったりする

 

そのことを友人たちに伝えると

「そうだね笑長いようで本当にあっという間だった」

 

こうやって仲良くご飯を食べに行ったり

心からありのままの状態の気持ちをぶつけて

会話することができる存在は本当に貴重だと感じてた

でもこの人たちに出会えたことは

生涯の宝物になる予感がして

 

別れの季節。

それぞれが違う選択肢へと歩を進める

卒業式のことを考えると

とても泣きそうになった。

 

最近時の流れが少し残酷に感じるほどはやく

月日が過ぎ去っていく

 

まだそんな準備ができてないっていうのに。

もうすこし、学生のままでいさせて。

 

冬の空気と

大好きな友達と

お腹いっぱいで満たされた心のままで歩く夜道で

存外、ノスタルジックな一夜を過ごした日の思い出。