センスで形どられた人間とでも評すべきだろうか
村上春樹さん
今でこそ
春樹という名前は普遍的となったのであろうが
その時代では先進的なものだったのではなかろうか
もしくは今続々と誕生している
”はるき”
さん達はもしかしたら
村上春樹にインスピレーションを受けて名づけられた名前もあったりするのかもしれない
ネット上のものではあるが
経歴を拝見すると
学生時代にジャズ喫茶店を開業されているし
学生時代に結婚もなさっていることに衝撃を受ける
何たる決断力と華々しい経歴の数々。
恐れ多いが早稲田大学文学部出身
という肩書すら、大学選びのセンスの良さを感じてしまう。
全てにおいてかっこいい。
私は大学生になってから初めて村上文学に手を染めたわけであるが
もっと早く出会っていればなあと思わないわけでもないし
この年齢だからこそ出会えてよかったと思う節もある。
しかしやはり出会うべくして出会うときに出会ったと断言する
村上文学は時に過激な表現が含まれていることから
中学生や高校生のうちに読んでいたならば
それが理由となり、読み続けることができない可能性があったからだ
その時代の私では
毛嫌いすることになりかねない
だからこの歳で私は出会うべくして出会えた人だと思っている。
聖地巡礼とかもやってみたいかも。
絶賛『神の子どもたちはみな踊る』
を読みすすめる今日この頃。